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ご存知ですか? コミュニティ コーピング

名張商工会議所女性会(谷口美智代会長)は7月5日、地域の方とのつながりの大切さを学ぶために高齢化社会を体験できるボードゲーム(コミュニティ コーピング)による会員勉強会をアスピアで開催した。
2030年には日本の人口の3分の1が65歳以上の超高齢化社会になると言われている。しかし、現在でも新型コロナウイルス感染症が人と人、地域を分断し、孤立させる新たな社会問題を引き起こしている状況だ。高齢者だけではない各年代の人に影響を与えている。
みんなで悩みを解決!
コミュニティ コーピングとはこの社会問題を自分の事として取り組み、「無関心」を「関心」に変えるきっかけを作る取り組みとして、社会的孤立の解消をめざし、問題解決に導くアナログゲームの事。やり方は4~5人が一組になり、カードを使って1時間位で行う。6つの地区で住民カードをめくっていき、「悩みを抱えた人」の問題をみんなで解決していく。
住民カードに書いてある悩みも高齢者だけではなく、40、50代の悩みもあり、人間関係・お金・健康等自分にも起こりうる悩みで納得することができる。この悩みを聞き、多くの人とつながりを持ち、得意分野の人(専門家等)を悩んでる人に紹介していく。ただそれだけの事だが、解決するとゲームなのになぜか嬉しくなる。
ゲームを体験した女性会会員(65歳)に感想を聞くと「最初は解りづらかったが、教えてもらいながら進んでいくと段々とのめり込んでいき、悩みが解決するとすごく嬉しい。人と人とのつながりが本当に大事だと改めて実感した。実社会でも実践していきたい。そして是非、多くの方に体験して欲しい」と語っていた。
ゲームについてのお問い合わせは名張市役所 地域包括支援センター=電話0595・63・7833まで。

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