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赤目・延壽院の桜 今年も満開

赤目滝入口の延壽院の桜が、彼岸の中日に満開を迎えた。樹齢400年の枝垂れ桜で1昨年樹木医のお世話になったが、今年も元気に花を咲かせた。赤目四十八滝は修験道の道場で、延壽院はその修験者の拠点だ。
赤目四十八滝の渓谷や山林は伊賀藩主・藤堂高虎公が寄進したもので、全山が延壽院の所有地。桜の背後に見える観音堂には歴代藩主の位牌が祀られている。幕末に名張藤堂家の家老・釜田梁洲が渓谷を探検し、観瀑図誌を発行し有名になり、今も多くの観光客が訪れている。 例年なら修験者が渓谷内の布引の滝で滝開きの行事を行うが、昨年はコロナウイルスの関係で中止された。

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