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「ヒロシマの日」を忘れない!!

名張市武道交流館いきいきで「2022ピースナインフェスタ原爆の日を忘れない・ウクライナに平和を」が、8月6日の広島・原爆の日に合わせて、午後1時半から3時の予定で開催される。名張市のなばり9条の会と青山町の九条の会あおやまの共催。
2部構成の第1部は、テノール歌手の千秋昌弘さんによる「命・平和・希望を歌う」コンサート。千秋さんは元大阪府大東市市会議員で歌う市会議員として28年間活躍。胃がんを患い議員を辞めたが、現在まで合唱団で歌い続け、ソリストとしても活動をしている。今年5月喜寿コンサートを行い、その年齢とは思えない立派な歌声を聴衆に届けた。今回はソーラン節、ヨイトマケの歌、さとうきび畑、キーウの鳥の歌、見上げてごらん夜の星を等々を歌う。
第2部は、1929年兵庫県淡路島生まれの藤後博己さんの公演。満蒙開拓義勇軍に参加しソ連軍の捕虜となった後、中国共産党「八路軍」に加わり中国各地を転戦し、1955年に帰国という稀有な経験を持つ。「戦争の過ちを二度と繰り返してはならない。私は八路軍の少年兵だった」と題して講演する。93歳の現在も元気に活躍中。
なばり9条の会代表の川合一葉(かずよ)さんは「今年2月、ロシアが思いも及ばない戦争を始めた。戦争は物や建物だけでなく、人の命も奪う。日本は9条があったから77年間戦争に会うこともなく過ごせてきたと思う。戦争で大きな被害を受けた広島と長崎を忘れない。一日も早くウクライナに平和が戻ることを願って、今回の催しを考えた」と来場を呼び掛けている。
当日は午後1時開場、1時半開演、参加協力金として700円。マスクをして入場のこと。

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