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「令和の学校」ってどんな学校 No34 名張市立名張小学校

師走は文字通り学校の先生にとって一年中で最も忙しい月である。特に今年は、コロナ禍で当初予定していた学校行事が変更になったり、延期になったりしているので、今まで経験していない仕事がこの12月に集中してくる可能性が高い。タブレットを活用しての授業などは、内容や方法もだが、評価をするとなると今までのことが参考にならない。初めてのことであり、先生方にとっては大変な作業になると思われる。会議や研修が多くなることも想像に難くない。そんな多忙な12月、2学期末を控えている時に、名張市で最後の訪問となる名張小学校の布本肇校長を訪ねた。

教員生活は名張市内で送られたか。
ほとんどが名張市内での勤務であった。初任校は比奈知小学校で11年務めさせていただいた。教員としてスタートを切った学校であったので、校長先生をはじめ先輩の先生に色々なことを教えていただいた。また、保護者や地域の人に支えてもらい、勉強させていただいた。若い時であり、懐かしく思い出される。次に梅が丘小学校に転勤。当時は児童が1200人ほどいる超大規模校で、驚いた記憶がある。4年間勤務した。その後、三重大学付属養護学校に行くことになった。7年間お世話になったが、その間は三重大学が国立ということもあり、身分は国家公務員となった。最初の4年は小学部、後の3年は高等部の所属となった。小学部は当然小学生を対象とするので、比奈知や梅が丘での経験が生かせたが、高等部は高校生年齢が対象となるので当初は戸惑った。しかし、作業や訓練などの授業を通して子どもたちとの関係づくりがうまくできた。いわゆる入口と出口の両方を経験させていただいたことは、教員として大変有意義であった……

続きは12月5日号の伊和新聞に掲載しています。
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