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新しいまちづくりへ・チーム名張がスタート

北川裕之市長就任式
名張市長選挙で初当選した北川裕之市長(63)が25日、初登庁し、新しいかじ取りをスタートさせた。午前10時、名張市役所正門前に現れた新市長は、多くの職員の拍手による出迎えと花束を受け、就任式に臨んだ。
北川市長は市幹部職員約50人を前に「亀井市長は、厳しい財政の中で福祉の充実や医療の体制をしっかり構築された。それを受け継ぎながら新しい街づくりを皆さんと一緒に進めたい。公約にもある『新しい産業が息吹くまち』『若者が定着するまち』『誰もが安心して暮らせるまち』名張の新しいまちづくりを皆さんと、市民と一緒に進めたい。その基礎となるのは職員の皆さんの力であり、その力を十二分に発揮していただけるようにするのが、まずは私の務めである。『チーム名張』として信頼関係を築き、魅力あるまちづくりを皆さんとしっかり進めていきたいと思う」と訓示した。
その後の会見では冒頭「7万6千人の市民の生命、健康、財産を守っていくことと、未来を作っていくことを考えると、重責をひしひしと感じている」と話し「まだまだ続いている新型コロナウイルス感染症対策については、医療や保健所の問題だけでなく経済にも関わってくるので真っ先に取り組まねばならないと思っている。
若者に魅力あるまちづくりを公約に挙げているので、既に骨格予算が決まっているが、額は少なくとも先につながっていく予算付をしたい。都市振興税については令和5年迄の延長は決まっているがそれ以上の延長はしない。それ以外の財政全般については、例えば中学校給食など、事業ごとの進捗を確認し、しっかり見極めて判断したい」と語った。
伊賀市との関係については「伊賀市とは、医療をはじめ、種々な問題についてパートナー関係を進めたいので、早急に話し合いの場を設けたい」と述べた。
副市長人事については「6月定例市議会までに決める」と意向を示し「『チーム名張』一丸となり、どの問題にも取り組み、課題を解決していきたい」と信頼関係に基づくかじ取りを力強く語った。

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