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「自然観察写真帳2」発刊

自然の中で生き生きとして命を営む生き物たちを撮した「美しく、珍しい、変わった動植物の自然観察写真帳2」を名張市在住の朝倉啓介さんが発刊した。出版は22世紀アートでB5版235ページ。掲載写真は野鳥163枚、昆虫106枚、植物64枚、哺乳類28枚、その他33枚、合計394枚。
鳥獣保護員として
倉さんは昭和12(1935)年生まれ85歳。名張に引っ越して約50年になる。昔から自然には何でも興味があったが、大阪の商社を定年退職後写真を始めた。鳥獣保護員の資格を持ち観察記録を付けるのが大好きだった。20数年間で撮った写真の中から、美なるものや真なるものを選んだ。専門家には無い広範囲の視点で臨むので、図鑑のような写真はない。ほとんどが名張市内で撮影したもので、辛抱強く観察を続けて、同じところに何日も通うことがある。早朝から2時間ほどで美しくて繊細な姿に成長するキヌカサタケの連続写真は見事だが、数時間で朽ちてしまうと言う。 写真1枚ごとに説明があり、自然への親しみや驚きを感じさせるもので、いつまで見ていても飽きることがない。子どもたちの自然教育にも役立つことだろう。
インターネットショップで朝倉啓介と検索すれば、購入画面となる。電子書籍800円、ペーパーバック2750円。
過去に、令和元(2019)年「名張の自然観察写真帳」自費出版。令和3(2021)年「平成の自然観察手帳」発刊。今回はそれらの写真も含み、集大成とした。
問い合わせは、株式会社22世紀アート(電話03-5941-9774)まで。