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名張市美展開催前後の文化芸術体験

9月28日~10月2日に名張市総合福祉センター「ふれあい」(丸之内)で開催される名張市美術展覧会に合わせて、主催者の名張市教育委員会では、様々な文化芸術体験を予定している。
芸術体験教室として、28日~10月1日「組みひも作り」「水引き結び」「フランス刺しゅう」「押し花で作るウッドプレート」が「ふれあい」で開かれる(会費1、000~1、500円)、1日には日本画家津田親重さんによる「スケッチ指導」(藤堂家邸)がある。
講演と散策として10月1日に「水路と町家が残る名張地区の旧町を歩いてみよう!」が、近畿大学工業高等専門学校の田中和幸准教授の講演で、名張の町家に残る安政の大地震の名残り、町家と水路の在り方のバリエーションの話などを聴いた後、実際の旧町を散策する。
講演は午後1時30分から、旧町散策が午後2時30分から。定員20人につき事前申し込みが必要で参加費は無料。
文化芸術体験スタンプラリーは、開催日時10月1日午前10時~午後4時。事前申し込み不要、参加費無料。旧町の古い街並みを散策し、知って楽しんでもらうために企画された。展覧会場の「ふれあい」で配布されたスタンプカードをもってスタートし、展示・体験会場を回り規定数以上のスタンプを集めた参加者に賞品を渡すもの。ラリーは10か所で、ほぼ1㌔以内の町家を巡る。順序は図の通り。
④は、江戸川乱歩の映画ポスターや、貴重な初版本、直筆原稿などを、中町の町家を改装して営業する古書からすうりが、名張市立図書館の協力で展示する。⑤は幕末から明治初期にかけての商家の暮らしがうかがえる「まちかど博物館」⑩の岡村家住宅は登録有形文化財で近世名張の面影を伝える建築。展示の「観瀑図誌」は赤目四十八滝を描いた江戸末期の鎌田梁洲の作で、明治にかけて赤目滝を有名にするきっかけとなった。
なお④⑤は10月2日も展示。⑨は9月28日~10月2日まで展示される。10月2日には、地元有志によるウオークラリーが計画されている。
詳しいお問い合わせ先は、名張市教育委員会文化生涯学習室(0595・63・7892)まで。