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名張市長に東京五輪結果報告 さくらジャパン新井さん

日本ホッケー協会女子強化本部副本部長で名張ホッケークラブの活動にも関わっている新井麻月さん(33)は、東京五輪出場のさくらジャパン(日本代表女子ホッケーチーム)に通訳兼マネージャーとして参加した。
新井さんは、大阪府出身。天理大学を卒業後、日本リーグのコカ・コーラウエストレッドスパークスを経て、豪州でプレー。2018年からドイツブンデスリーガのハルヴェステフーデに入団して、FWとして大活躍した。2019年現役引退とともに要請を受け、今秋行われる予定であった「三重とこわか国体」の三重県チームの指導に関わり、名張に移住した。
新井さんは、東京五輪では主に通訳として監督と選手のコミュニケーションがスムーズに行えるようにと縁の下の力持ち的な役割とともに、選手のお姉さん的な存在であった。大会直前には、新井さんが計画して、緊張緩和と疲労回復のため、監督や選手を名張に招待。赤目四十八滝観光や食事でリフレッシュして、五輪へのコンディション作りをサポートした。
11月16日、名張市役所を訪れた新井さんは、亀井利克名張市長に「11位の結果は残念だったが、世界に通用する選手はいる。今後は若い世代の育成が必要になってくる。名張はホッケーができる環境に恵まれている。ぜひ、次世代の育成に力をいれてほしい。できることは手伝う」と話すと、亀井市長は名張でのホッケーの普及に尽力いただいていることへの感謝とともに、「ホッケーの町名張となるように努力していきたい」と述べた。