お天気お姉さんの田﨑麻友美さん 一日名張警察署長に

三重県警名張警察署では、市民が年末に交通事故や犯罪被害に遭わないようにと、ＮＨＫ津放送局夕方のニュース番組「まるっと！みえ」で天気予報を担当している気象予報士の田﨑麻友美さんを一日警察署長に迎え、広報啓発を行った。
12月１日、樋口弘道名張警察署長から委嘱状を受けた田﨑署長は、早速三重県警察認定「子どもの安全・安心の店マップ」を西山嘉一名張市教育長に市内14小学校分と伊賀市立青山小学校山本優子教頭に贈呈し、「児童の安全教育に役立ててほしい」と述べた。この冊子は名張地区防犯協会、名張地区職域防犯協会連合会と名張警察署が共同制作したもので、子どもたちに何かあった時、怖いと思った時に駆け込むことができる、また交通事故から守る見守り活動など、子どもの保護活動に協力をいただける名張市内の事業所や店を三重県警が認定。マップには事業所の場所が子どもにもすぐにわかるように工夫して掲載されている。現在認定を受けているのは名張署管内で38事業所（三重県内では１、２１０事業所）であるが、今後は趣旨に賛同いただける事業所が増えていくことが望まれる。
マップの贈呈を受けた西山教育長は「各小学校で授業などで活用し、子どもたちが事故の被害者とならないように指導していきたい」と感謝の言葉を述べた。また、１日から10日は「年末の交通安全県民運動」が、13日から31日は「歳末特別警戒」が実施されるのを広く市民に広報啓発するために、田﨑署長は名張市役所玄関で来庁者一人ひとりに「事故などに遭わないで安全安心な年末を過ごしてください」と笑顔で啓発物品を手渡していた。その後、無事大役を終えた田﨑さんに樋口署長から感謝状が贈られた。