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たすけあい隊に「活動賞」表彰 名張桔梗が丘南 さわやかクラブ

老人クラブとしての活動に対して贈られる令和3年度全国老人クラブ連合会「活動賞」を、名張市桔梗が丘南さわやかクラブが日頃の活動を評価され、受賞することになった。11月29日、同クラブ池田一弥会長他役員が名張市役所を訪れ、亀井利克名張市長に受賞の喜びを報告した。同クラブは、118人が所属しているが、そのうち25人が「たすけあい隊」として活動。会員の日常生活の中での「ちょっとした困りごと」を無償で支援をしている。
取り組みを始めた発起人は、同クラブ会員の山口勝時さん(77)。2015(平成27)年、近くの公園の入り口に木の根があるため入りにくいのを何とかしたいとの思いで、何人かと一緒に根を取り、コンクリートを打つ作業をしたところ、公園に入りやすくなった。山口さんは、その時、会員の中にはいろんな得意分野を持っている人がいることに気づき、困っている時に得意分野をもっている人が助けることができるのではと考え、「たすけあい隊」はできたという。以来、6年間の依頼件数は81件、支援者数のべ341人。亀井市長は「素晴らしい取り組みである。まさに名張ならでは」と日頃の活動に対する敬意と活動賞受賞を喜んだ。同クラブ池田会長は「高齢化が進む中、たすけあい隊があることにより、地域貢献とともに、会員の健康寿命延伸や介護予防などに繋がると思う。毎月会報を発行することで、会員相互の繋がりとともに、新入会員の増加に繋がってくると思う。たすけあい隊の活動が認められ大変嬉しい」と笑顔で語った。