とら·トラ·虎·寅 60枚　新春絵馬展

桔梗が丘市民センター（桔梗が丘６）で「新春絵馬展」が開かれている。上野スケッチ教室会長で桔梗マルマル絵画クラブでも指導にあたっている石川勉さん（85）が、センター内にあるコミュニティカフェ「ほっとまち茶房ききょう」の住民ボランティア岡森競一さん（73）の呼びかけに応え、昨年に続き２回目を開催したもの。
それぞれのサークルでは、月１回活動しているが今回は、会員が今年の干支を２か月ほどかけて描きあげた絵馬約60枚を茶房内に展示し、来る人を和ませている。
石川さんはサラリーマン退職後本格的に絵画に打ち込み、展覧会に出品、数多くの賞を受けている。展示されている絵馬を見ながら、「90歳を超える方もおられるが、皆さん楽しく絵をかいてくれている。嬉しいことです」。また、世話役の岡森さんは「コロナ禍で外出自粛が続き、運動不足を心配する人に、センターまで散歩がてら来ていただき、お茶を飲みながら、絵馬を鑑賞していただければ」と笑顔で話している。
また、茶房では、これまで歌声コーラスを開き、多くの人に楽しんでいただいていたが、コロナ禍により中止。それに代わるものとして、茶房オープン９周年記念イベント「新春お楽しみ会」を30日に開催する予定。昭和歌謡やマジックショーで楽しいひとときを過ごしていただこうと岡森さんらが企画し、準備を進めている。
絵馬展は２月28日まで開催され、午前９時から午後５時まで、入場無料となっている。