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ファッションショーで名張を元気に

地域貢献の授業の一環として、名張高生が地元店舗の商品を使いコーディネートを提案するファッションショーが開かれる。これは、名張商工会議所女性会(谷口美智代会長)の呼びかけに、ファッションを学ぶ生徒が在籍している、県立名張高等学校(堀昌弘校長)が応じたもので来年1月21日、名張商工会議所アスピアで開催される。
市内のアパレル関係5店舗の店主が名張高校を訪れ9月5日、表現デザイン系列ファッション専攻2年生15人と初顔合わせをした。各店主の店のコンセプトや商品の紹介の後、店舗ごとに別れ、店主の思いや高校生の考えなどについて話し合いを行った。伊賀市在住の辻分楓香さん(17)は「お店には行ったことがないが、洋服のデザインを考えるのが好きなので、楽しみにしている」。小澤寧々さん(16)は「上下別れたゆったり目の服が多いが、ワンピースなどもいいと思うので、デザインを考えたい。私たちの考えた服などで、地域が盛り上がると嬉しい」と笑顔で話すと、雑貨・洋品店店主の岡田悦子さん(52)は「親子で着回せるようなものなどがいい」とリクエストをしていた。谷口会長は「女性会が高校生によるファッションショーの手伝いをと考えていたところ、堀校長から名張高校が地域になくてはならない高校を目指しているので、地域のお店の商品を使ってコーディネートをしたり、モデルになったりしてはという提案をいただいた。高校生からエネルギーをもらって日々の活動に活かしたい」と期待を話した。堀校長は「高校生の感性で、どの世代の方にも着ていただけるものになれば。名張高校ではこれからも授業を通して地域と連携した取り組みを行っていきたい」と考えを述べた。今後は、生徒が各店舗を訪れ、協働して提案コーディネートを考えるとともに、リーフレットを作成し、ファッションショー開催の準備を進める。
なお、協力店舗は、サワ毛糸店、マルシン、ベルクォーレ、ヲワリヤ、リバーナの5店舗。