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ミズベリング in 名張川2021 開催

台風や大雨による浸水被害をなくし、人々が川辺を散歩したり遊んだりして川を楽しめる場所となるように、国や市では、名張川の整備を進めている。こうした取り組みの1つとして、「NPO地域と自然ちょいまる」が、20日、名張川黒田地区の河原で「ミズベリング in 名張川 2021」を開催した。昨年はコロナの影響でオンラインでの実施となったが、今年は多くの見学者を前に、よし笛の演奏や能が舞われ、川での楽しいひとときとなった。
名張川は昔からツルヨシが多く生えていることから、ちょいまる代表の中西崇雄さんは琵琶湖産のよし笛などを参考に試行錯誤を繰り返し研究して、名張川産のよし笛を作った。そしてそのよし笛で演奏をしようと、よし笛教室を開いている。
20日は、日頃の練習の成果の発表となった教室生の演奏では、「見上げてごらん夜の星を」「ざわわざわわ」など、日頃から聞きなれている曲が演奏されたが、よし笛の澄み切った音色に普段とは違った郷愁を掻き立てられ、見物者からは大きな拍手が起こっていた。雲が立ち込め、日暮れとともに寒さが厳しくなってきたが、よし笛に続いて市議の足立淑絵さんによる能の舞の頃には、見事な満月が顔を覗かせた。最後に関係者の挨拶の後、全員でよし茶で乾杯をして、名張かわまちづくりイベントは幕を閉じた。