今年も赤目滝が幽玄の世界に

名張の観光名所、赤目四十八滝に竹あかりが出現、幽玄の世界を醸し出している。冬にも赤目の良さを見に来てもらおうと、令和２（２０２０）年から実施。観光客の増加と赤目の活性化を狙っている。今年は昨年より５００本多い、大小２０００本の竹あかりが滝を包み、青く光る滝をより一層幻想的な雰囲気にする。また今年から、紅葉シーズン終了の12月３日より、近鉄赤目口駅周辺から滝まで、住宅の前にも竹あかりを設置する「竹あかりロード」も作る予定。
初日の10月22日夕刻は、例年ほどの寒さもなく、「竹あかり」を待ちかねた若者グループやカップルが不動滝をバックにしきりにカメラやスマホを構え、「映（ば）える」写真を撮っていた。期間は来年１月31日まで、17時から19時30分。（12月・１月は金土日のみ、12月28日から１月２日は休業）
会場は、メインエリア＝渓谷エリア（日本サンショウウオセンターから不動滝・有料）と、サブエリア＝森のエリア（小公園から日本サンショウウオセンター・無料）に分かれており入場料は、大人６００円、子ども（小中学生）３００円。
お問い合わせ先は、ＮＰＯ法人・赤目四十八滝渓谷保勝会エコツアーデスクまで。電話０５９５・64・２６９５（９時から17時）まで。Ｅメールecotour@akame48taki.com、ホームページhttps://www.akame48taki.com/。