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八木学園と名張市、地元自治協が調印

旧桔梗が丘中跡地に通信制英心高校 4月開校
名張市では、令和2年4月に、市立桔梗が丘中学校が元県立桔梗が丘高校跡への移転開学したことに伴う、跡地の利活用を募集していた。令和2年3月から10月まで2回にわたり募集したが不調に終わっていた。令和3年1月25日から4月16日までの3回目の募集において、学校法人八木学園から応募があり、審査の結果、最優秀提案者として選定された。
2月2日、名張市役所で、市を代表して亀井利克名張市長が、学園を代表して八木良明八木学園理事長、長田朗英心高等学校長が、また地域住民を代表して桔梗が丘自治連合協議会大垣孝彦会長、桔梗が丘1番町区山嵜正之区長の3者が出席し、「旧桔梗が丘中学校施設利活用事業施設利用協定書」に調印した。
八木理事長は「学び直しができる高校。不登校や登校しにくい生徒のための学校である。名張をはじめ多くの生徒に来てもらいたい。また、この広い施設を地域の人に使っていただくとともに、生徒もイベントに参加させていただき学ばせていただきたい」。大垣会長は「地域の皆も喜んでいる。早速イベントで利用させていただく約束もいただいた。今後ともいい関係を続けていけると思うので、自治協として全面的に協力する」、また亀井市長は「コロナ禍において、孤独・孤立・引きこもり・不登校・いじめ・虐待等は大きな社会問題。これを解決するには、学びが重要である。そのノウハウをもっている団体を希望していたが、八木学園が来ていただけることになり、大変嬉しく思う。広い施設であるので、将来的には外国の方への対応も視野に」と感謝の言葉を述べた。
同学園は、伊勢市で通信制課程普通科高校英心高等学校を運営しており、当地では修業年数3年の通信制普通科高校英心高等学校桔梗が丘校を令和4年4月から開校予定。現在、名張市や伊賀市を中心に27人の入学が内定している。