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大きく育て!稚鮎の放流

名張川漁業協同組合は市内の名張川で5月17日、稚鮎の放流が行われた。
この日は最初に夏見付近でホースによる放流が行われ、次に下比奈知の比奈知ダム下流でバケツによる放流など、7か所で約400㌔の放流を行った。あと2回(24日、6月2日)で合計1・2㌧から1・5㌧の放流を計画している。
稚鮎は琵琶湖産のものを約12㌢に育てあげ放流、解禁日には20㌢程の大きさになるという。水資源機構、前田建設・山崎JV、名張川漁業協同組合の組合員など約15人が参加し、夏見の教会前に止めた水槽のトラックから、直径15㌢ほどのホースを長く伸ばし、川に入った組合員が川面にホースの先を持っていくと、ほとばしるように鮎がドドドッと飛び出した、その間約6分。次に回った下比奈知ではバケツリレーで約15杯。川に入った組合員が、溢れそうに飛び跳ねる鮎を、バケツをゆっくり傾けながら送りだしていた。
漁協組合長の山端武彦さん(63)は「近鉄電車の駅から歩いて15分で釣り場につく。こんなところは全国どこにもない。アユ釣りは、糸の引き方、竿のしなり具合など独特の感触があり、技を競って楽しんでほしい」と話していた。
の遊漁期間は解禁日から12月31日まで。遊漁料は年券11、000円、女性・70歳以上の年券6、000円、障がい者4級以上の年券6、000円、日券3、000円となっている。券の販売所、おとり鮎など詳しいお問い合わせ先は、名張川漁業協同組合(0595・64・7722)まで。