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待ちに待った「名張桜まつり」

名張市夏見の名張中央公園で開催の「名張桜まつり」で1日、メインイベントが開かれた。コロナ禍で4年連続して中止となっていたので、快晴の空の下、満開の600本の桜並木は、多くの市民や家族連れで賑わった。
マツヤマSSKアリーナ(市総合体育館)のステージでは、北川裕之名張市長の開会挨拶をかわきりに、キッズダンス、民謡による歌と踊り、名張市消防団のバンド演奏、よさこいソーランなど、15のパフォーマンスが繰り広げられ、祭りを盛り上げた。よさこいソーランを踊った「せやて隠(なばり)」は、新田の婦人会を中心に結成されて20年以上経過している。この日は、小学生・30~70代の16人で踊ったが主力は60~70代。だんだん高齢化しているが、踊ると体の不調も何処かへ消えて快調になる、とメンバーの1人が答えてくれた。
会場外では、約30店の模擬店やワークショップが並び、焼きそば、唐揚げ、ホットドッグなどには長い行列ができていた。自衛隊のジープや警察の白バイ展示には、子供たちが乗り込みハンドルを握って得意げなポーズをとる。それを家族が写真に撮っていた。一方、熱心に最新式の農業用ドローンの説明を聞く人々の姿もあった。
コロナ禍で我慢を重ね待ちかねていた人々は、4年振りの開催に堰を切ったように公園に繰り出し溢れた。今年の人出は約4万人とのことで、コロナ前よりも増えた。体育館前の駐車場(有料500円)も過去最多の利用者で、市民の人達がいかに待ち望んでいたかがわかる。桜まつりは14日まで開催される。