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昭和レトロの雰囲気を楽しんで

旧細川邸「やなせ宿」リニューアル
11月6日、旧細川邸「やなせ宿」が昭和40年代中ごろの雰囲気に、リニューアルオープンする。
やなせ宿(名張市新町)は、江戸時代末期から明治時代にかけて、薬商細川家の支店として建てられたもので、虫籠窓(むしこまど)や袖卯達(そでうたつ)、厨子(つし)2階を備える典型的な町屋である。この「やなせ宿」を歴史的町並みとして保存し、ワンデーシェフによるランチや各種教室として利用できるように、平成20年6月7日に改装オープンし、多くの市民が活用している。しかし、国の有形文化財になっている「やなせ宿」をさらに多くの人に知ってもらい、人が集うにぎわいの場となるようにと、市役所の若手職員らが考え、名張地区まちづくり協議会(田畑純也会長)やひやわん倶楽部など、関係団体がリニューアルに取り組んだ。
玄関を入るとすぐ左には、駄菓子屋「宝島」があり、ひやわんが店番をしている。10円・20円で買える駄菓子がいっぱい。奥に行くと中庭には、奥蔵にオープンするレトロ喫茶マーブルのベンチが2つ。「SUWATTE DAAKO」と名張弁で一休み。途中の壁には、「昔、アイドルだったころのひやわんのレコードジャケット」が7枚。昭和のオムライスやナポリタンも味わえる。ベテランさんには、「昔懐かし昭和の時代」、若者たちには「親に聞いたような、でも新鮮でレベチな空間」。一度「やなせ宿」を覗いてみてだあーこ。
お問い合わせは、旧細川邸「やなせ宿」電話0595・62・7760。毎週月曜休館、喫茶マーブルは、土日のみ営業。