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災害時の非常用電源に・上野都市ガス伊賀市へ寄贈

地震や台風などの災害が発生すると、ライフラインの確保が課題となる。中でも生活に欠かせない電気の確保は急務である。上野都市ガス株式会社(中井茂平代表取締役社長)は、停電時の対応として、ポータブル蓄電池4台を寄付し、10月15日伊賀市役所において贈呈式が行われた。
上野都市ガス株式会社は、昭和56年に上野瓦斯株式会社の子会社として分離、誕生した会社で、今年40周年を迎えるが、今回の寄贈はその記念事業の一環として行われた。
岡本栄伊賀市長は「平素の防災に対する取り組みと市への協力に感謝する」と述べると、中井社長は、「防災については会社においても大きな問題と捉えている。災害への初動対応や復旧などは、ガス会社としての使命である。万が一災害が発生するとやはり電気は必要であるので、そのような時に役立つようにと蓄電池4台を寄付させていただく。有効に活用いただきたい」と語った。
エルアーク製ポータブル蓄電池(1000Wタイプ)で、市危機管理室と消防本部にそれぞれ2台配備される。
本蓄電池では、スマートフォンのフル充電なら80~100台分、ノートパソコンなら5台8時間程度使用できる。備える・使える・ポータブル電池、持ち運べる電源として1台16万円相当で購入も可能だという。