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白鳳高生 健闘を祈り壮行式

全国高等学校総合体育大会、東海陸上競技選手権大会に出場する陸上競技部の選手と、全国高等学校総合体育大会、国民体育大会東海ブロック大会に出場する弓道部の選手および、全国高等学校総合文化祭の美術・工芸部門に出展する工芸部の生徒への壮行式が22日、県立伊賀白鳳高校(伊賀市緑ヶ丘西町)で行われた。
高校総体の陸上競技(8月3日~7日・徳島県鳴門市大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム)には、男子3000㍍障害に小林周太郎(3年)選手、ハンマー投げに森川陽平(3年)選手、弓道競技(8月6日~9日・徳島市立体育館)に伊佐地彩(3年)選手が出場する。小林選手は「陸上競技は小学校1年から始めた。自分のベストを出して上位入賞を目指す」と話し、森川選手は「ハンマー投げは高校から始めた。自己ベストを更新して決勝に残りたい」と語った。
総合文化祭(31日~8月4日・東京都美術館)には、辻村颯空(そら)さん(3年)が彫刻を出展する。辻村さんは「バスケットボールがゴールに入って壁を破る表現をしたが、自分が壁を破りたい気持ちを表した」と作品について語っていた。
コロナ禍により、この4人が代表して生徒会室での壮行式に臨み、他の選手や生徒はオンラインによる配信を視聴した。
德田嘉美校長は、高校総体に出場する3選手に「日頃の活動が成果につながるのは素晴らしいこと」、辻村さんには「全国の人々と交流すると思うが、いろいろなことを吸収しステップアップを」とそれぞれを激励した。
生徒会長の谷川あゆなさん(3年)は「全国で活躍される皆さんは、白鳳高生として誇りです」と話し、伊佐地さんが「日々の練習の成果を発揮できるように頑張ります」と謝辞を述べた。
東海陸上競技選手権大会(8月20日~21日・三重交通Gスポーツの杜伊勢)には、男子5000㍍競歩に、山本未来(2年)選手と中谷拓海(3年)選手、女子1500㍍に宮田伊織(2年)選手が出場する。山本選手は「上位入賞を目指す」、中谷選手は「競歩には今年5月からチャレンジしている。転向して間がないが、最後まで力を出し尽くしたい」、宮田選手は「トップの選手に食らいついて走り、上位入賞を目指す」と意欲を語ってくれた。
スポーツに、アートに、広く活動する生徒たちと、応援する伊賀白鳳高校の力強い熱気を感じた。