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穢れを祓う茅の輪くぐり

お正月から半年間の穢(けが)れを祓い、残り半年の無病息災を祈願する茅の輪(ちのわ)くぐりが、6月26日から30日まで名張市平尾の宇流冨志禰神社で行われた。
6月と12月の2度行われる大祓いのうち、6月30日の大祓いを夏越祓い(なごしはらい)と呼び、ヤマタノオロチを倒したスサノオノミコトの日本神話に起源があるといわれている。拝殿前には、氏子さんら15人が編んだ直径2㍍の茅の輪が飾られ、参拝者はそこを3回くぐり抜け、心身を清める。古来日本では、夏を迎えるこの時期に疫病の流行が多く、心身の穢れや災厄の原因となる諸々の罪、過ちを祓い清めるとともに、自らを振り返るための機会として必要と考えられている。同神社では、平成30年6月26日から、茅の輪くぐりを実施している。