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英心高校桔梗が丘校開校・旧名張市立桔梗が丘中学校跡地に

名張市立桔梗が丘中学校跡地(桔梗が丘1)に4月9日、八木学園英心高等学校桔梗が丘校が開校した。名張市立桔梗が丘中学校が令和2年4月に旧三重県立桔梗丘高校(桔梗が丘7)に移転したため、名張市では旧桔梗が丘中学校跡地の利活用業者を公募していた。昨年6月に、伊勢市で通信制の私立英心高校を運営する学校法人八木学園と基本協定、本年2月には、地元の桔梗が丘自治連合協議会を含め、三者で施設利用協定を結び、開校に向け準備を進めてきた。
開校式には、亀井利克名張市長を始め、地元代表や市内中学校長らが来賓として招待され、八木良明八木学園理事長が開校を宣言、長田朗校長に真新しい校旗が手渡された。続いて、第1回目となる入学式が行われ、1年28人、2年7人、3年4人の合計39人の新たな高校生活が始まった。
同校は、いろいろな事情で学校に行きにくかった子どもたちに、状況に合わせた柔軟なカリキュラムで学びを保障することを教育方針にしていて、制服はなく服装は自由。登校は基本的に、火・木曜の週2回で、授業時間は午後1時半から5時までで、学校での対面授業とパソコン等を使った自宅学習を併用。月1回、土曜日に地域交流や実習など特別活動を行う。
式辞で長田校長は「真っ白な気持ちで、勉強をやり直す。自分づくりを始める。本校で学び直しをする。わくわくする、学校に行きたくなる。そんな学校になるよう職員一丸となって君たちを迎える」と歓迎と激励の言葉を述べた。
今年度の入学生は全員が名張市と伊賀市の生徒で、2年生は県立高校からの転校生、3年生は伊勢高に遠距離通学していた生徒で、それぞれ緊張の中にも新しい高校生活に胸を膨らませていた。