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SDGs ワークショップ ナバリミライ 開催

名張を考え、未来を創造するワークショップが6月18日、名張市教育センター(百合が丘西5)で開催され、市内外から30人が参加した。名張市及び名張市市民活動支援センター主催の同講座は、昨年はコロナ禍により中止となり、2年ぶり3回目の開催。この日は、講座の第1回目として午前中「SDGs de 地方創生カード」を使って、名張の未来を考えるカードゲーム。午後は、①社会「誰もが生きやすいまち 名張を考える」をテーマにワークショップが行われた。
午前中のカードゲームでは、SDGsの17の目標の内から、「人口」「経済」「環境」の3つを取り上げ、我々の「くらし」がどのようになっていくかなど、課題をもとに将来の姿を考えた。参加者は住民と行政とに別れ、「自分がこんなまちにしたいと思う夢」「持続可能なまち」の実現に向けて、カードに書かれてある条件や金、人などを住民同士が話し合い、カードを交換したり、行政の支援を受けたりする。12年先を見据え、40分余りの時間で、課題を出し合い、まちづくりをしていくゲームは、時間が経つにつれ、参加者の気持ちを盛り上げ、最初の緊張感は吹き飛んだ。ファシリテーターの米山哲司さん(NPO法人Mブリッジ代表理事)は「若い人が住み続けるには、どんな街にしなければならないか気づくことができるのがこのゲーム。日頃からまちづくりに関心の高い人が多い名張は凄い」と話した。
今回初めて参加した福島由夏さんは「友達に誘われて参加した。学校に勤務しているが、学校も地域に支えられている今日、このようなゲームを通して、まちづくりやSDGsについて関心を持っていただくよう先生方にも紹介したい。楽しかった」と笑顔で話した。
2回目は、25日13時30分から②環境、テーマA「人・社会・地域にやさしく生きる」、テーマB[最新のテクノロジー追求と自然との共生]、3回目が7月9日13時30分から③経済、テーマA「働き方って一つじゃないよ」、テーマB「必要とされ続ける企業とは」の予定。
いずれも会場は教育センターで、参加無料(事前申込み必要)。各回に連続性はないので、関心のある回だけの参加も可。お問い合わせ先は、名張市市民活動支援センター・電話0595・63・5325まで。