3年ぶりの花火大会

名張市の「第80回名張川納涼花火大会」（同実行委員会主催）が7月30日夜８時から、同市新町付近の名張川畔で開催された。コロナ禍のため過去２年は、無観客で小規模なサプライズ花火大会であったが、約１、３００の有料観客席を設けるなど、有観客での開催は３年ぶり。会場周辺にはおよそ１００軒の屋台が並び、待ちかねた浴衣姿などの観客約８、０００人が、仕掛け花火、スターマイン、しだれ柳、ナイヤガラなど、協力企業３２３社による５、３２９発の大輪の花火を楽しんだ。周辺以外の市内の観客は約６万人と推定されている。
ナイヤガラの仕掛けからと思われる飛び火が、川の中州の草に移って燃え上がるアクシデントがあったが、けがや火傷の人はいなかった。消火と安全確認で約30分中断したが、予定数全てを打ち上げた。そのため終了時刻は午後９時30分頃となった。