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アートフェスタ栞2022

知的障害者の絵画などの作品を紹介する「アートフェスタ栞2022」が、名張育成会のワークプレイス栞ギャラリー(百合が丘東9・百合が丘小学校隣)で開催されている。就労支援施設としてオープンしたのが2012(平成24)年、弁当作りなどの配食作業や企業内作業など、働くことを通して知識や技術を身に着けるとともに、地域との交流を大切にするなど「自立と社会参加」を目的としている。
今年で6回目を迎える「アートフェスタ栞2022表現展」には、日頃から絵画や造形など創作活動に力を入れている10代から70代のアーチスト19人の20作品に合わせて、伊賀市在住の方で今年、三重県障がい者芸術文化祭受賞された作品の特設コーナーも設置されている。同所職員の小西緩奈さんは「コロナ禍で色々と大変なことも多いが、絵画が好きな人も多く、それぞれの感性で集中して描いている。一人でも多くの人に見ていただきたい」と話している。作品展初日の20日には絵手紙、ジュース、缶バッジづくりのワークショップを実施。地域住民もたくさん訪れ、思い思いのワークショップに挑戦していた。孫の写真を持参し、缶バッジ作りに参加した藤田洋子さんは「近くに住んでいるので、以前にも作品展を拝見したことがある。どの作品もすばらしい。孫の顔の缶バッジは世界でたった一つのものなので、とても嬉しい。孫も喜んでくれるでしょう」と笑顔で話していた。
作品展の期間は9月17日まで、午前11時から午後4時まで、日曜日と8月27日、9月10日は閉廊。(最終日は午後3時まで)、入場無料。平日は隣接のcafe輪も営業。お問い合わせ先は、ワークプレイス栞ギャラリー0595・62・3271まで。

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