1. HOME
  2. 伊和ジャーナル
  3. まちの話題
  4. 新春恒例餅つき大会 旧細川邸「やなせ宿」

新春恒例餅つき大会 旧細川邸「やなせ宿」

国登録有形文化財指定・旧細川邸やなせ宿(新町)で新春恒例の餅つき大会が9日行われ、大勢の人で賑わった。2008(平成16)年のオープン以来、お正月の恒例の行事として、まちなか運営協議会が主催。地域の人々の楽しみであったが、一昨年はコロナ禍により中止、昨年から再開した。この日は成人の日で、3連休の最終日。穏やかな天候にも恵まれ、地元伊賀米のもち米を15㌔、あんこ餅、きな粉餅、地元産のひのな餅の3種類、100人分用意した整理券も瞬く間に無くなった。やなせ宿館長の池田毅さんは「コロナに負けず元気になってもらえたらと思い、今年も餅つきをすることにした」と挨拶。子どもたちも交代で餅つき体験を行った。 途中から北川裕之名張市長も飛び入り参加。見事に杵を扱い、餅を丸める様子に参加者から驚きの声があがる。「久しぶり」とのことだったが、「昔取った杵柄」とはまさにこのことか。兄妹で餅つきに参加した向井環太さん(名張小5)は「ちょっと堅かったけど、がんばってついた。6年生では修学旅行が楽しみ」。妹の小春さん(名張小3)は「杵は重かったけど、がんばった。自分でついたお餅はおいしい」と笑顔で応えながら、つきあがった餅を美味しそうに頬張っていた。
また、中蔵では「名張と周辺の自然」と題し、鳥や昆虫、植物など名張市内で撮影された貴重な写真の展覧会が行われている。期間は2月5日まで(月曜日は休館)入場無料。

| まちの話題

今後の伊和ジャーナルはございません。