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近場で秋を満喫 金波銀波の曽爾高原

「全国旅行支援」がスタートし、観光地はにぎわいを取り戻しつつある。旅行代金の平日40㌫補助、旅先で利用できる地域クーポンなど、今まで旅行ができなかった人には魅力的なキャンペーンである。しかし、決してコロナが無くなった訳ではない。やはり不安が伴う。そんな人のために、近場で秋を満喫できるスポットを紹介しよう。
名張市の南約20㌔にある曽爾高原。日本300名山に選ばれている倶留尊(くそろ)山(標高1038㍍)から亀山(標高849㍍)を結ぶ西麓に広がる約40㌶の広大な草原は一面がススキで覆われている。丁度今、そのススキの穂が昼間は太陽の光を受け、銀色の波となってうねり、夕暮れには曽爾の山々に沈む夕日を受け、金色に輝いている。見ごろは11月中旬まで。高原入口付近には、レストランやお土産コーナーがあるファームガーデンや美人の湯で名高い「お亀の湯」などがある。
また、曽爾高原に向かう途中、名張川の支流青蓮寺川に沿って、関西の耶馬渓とも言われる斧で割ったような柱状節理が両岸8㌔にわたって見られる香落渓(こおちだに)。色鮮やかな紅葉も見事である。名張駅から三重交通バスが出ている。大自然の中で秋を楽しんでみては。お問い合わせ先は、名張市観光協会0595・63・9087、曽爾村観光協会0745・94・2106まで。

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