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3年ぶり福娘募集

春を呼ぶ「八日戎」 名張蛭子神社
名張の春を呼ぶ祭りとして知られている「八日戎」で縁起物の「吉兆(けっきょ)」や熊手などの福を届ける「福娘」の募集が始まった。毎年2月7日、8日に蛭子神社(鍛冶町)で行われる祭りで、参道には昔、山のものと海のものの物々交換が行われた名残である、ハマグリが売られていることで有名。
2010(平成8年)の「八日戎」で「名張乙女」が福を授けたのが始まりで、翌2011(平成9)年からは一般から公募して福引により「福娘」を選ぶようになった。
また、コロナの影響で、令和3年は神事のみ開催。令和4年は2月5日、6日を「福先詣り」として加え、4日間の分散開催となった。また、ネコヤナギの先に、小判や米俵、鯛などをつけた「吉兆」200本は予約制とし、最近2年間は福娘の募集は行われなかった。
3年ぶりとなる募集では、市内在住、在学、在勤や生誕地が名張や親戚が名張在住など、名張にゆかりのある人で、1993(平成5)年2月9日生まれから2005(平成17)年4月1日生まれの未婚女性。所定の用紙に必要事項を記入し、郵送、FAX、メールのいずれかで応募する。応募期間は1月18日午後5時まで。選考は22日午後3時から蛭子神社で行われ、「福」の当たりくじを引いた強運の持ち主3人が今年の「福娘」となる。
福娘は、祭り当日に着物を着て、参拝者に縁起物を授けるのをはじめ、祭りの告知のためのPR活動をWEBやポスター、マスコミ取材等に対応する。
蛭子神社氏子責任総代の山村紀生さんは「不景気な時代であるが、福を引き寄せた福娘が、その福を沢山の参拝客に授けていただき、皆さんにとって良い年になれば」と、3年ぶりの福娘に期待を寄せている。  お申込み、お問い合 わせ先は、(一社)名張市観光協会、電話0595・63・9148、fax0595・63・9138、E-mail・info@kankou-nabari.jpまで。

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