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お盆に合わせて川面に光が揺れる 城下川沿いの竹行灯

名張地区まちづくり協議会環境保全安全部会の人々らが8月9日~19日、名張市旧町の中町を流れる城下川沿いに今年も竹行灯を並べた。お盆の迎え火に合わせた光の帯は、川面を揺らし、まちの風情を趣き深いものにした。5月末にも花筏と共に設置していた。
今回設置した50基は、名張小学校創立150周年に合わせて児童らが描いたものと、新たに描いたもの30基とで構成されている。名張川保全のために竹を伐採して始まった竹行灯造り。その竹行灯を城下川沿いに並べる事業は今年で3年目となる。地元の小学校や幼稚園の協力を得ながら、旧町の活性化の試みは定番化し、定着してきた。上本町の女性(70代)は「この頃は、時期が来ると竹行灯が並ぶようになり、夜の散歩が楽しくなった。旧町は空地が増えて寂しいし、アーケードも無くなった。この竹行灯を見ると、街が元気になった気がする」と喜んでいた。
次回は中秋の名月の時節に合わせて10月に設置の予定。