かぼちゃ公園に東屋寄贈　名張ＬＣ周年記念事業

社会奉仕団体・名張ライオンズクラブ（山端武彦会長、以下ＬＣ）が同市「鴻之台３号公園」に建設していた東屋が完成し、12月16日に市への寄贈式が開かれた。
屋根がかぼちゃ型の遊具があるため、通称「かぼちゃ公園」と呼ばれている同公園は、面積１４８５㌶で、休日には子どもや親子連れで賑わっている。ＬＣ結成50周年を記念して寄贈した東屋は、広さ９・６平方㍍、高さ約３㍍の木造で約４００万円の費用で建設した。自然木に「ライオンズ憩いの東屋」と文字を浮き彫りにした看板が上部に掛けられている。
寄贈式で山端会長は「たくさんの子どもたちが、のびのびと走り回っている公園だが、日陰が無かった。『父兄に日陰を』の思いで作らせて頂いた。今後とも有意義に使って頂きたい」と挨拶し、北川裕之名張市長は「子どもたちが随分利用している公園で、日陰がほしかった。この公園には、障害のある子どもたちも使えるインクルーシブ遊具を設置の予定。様々な家族連れが集うためにも、価値のある東屋を寄贈頂いた」と謝辞を述べた。