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なばり元気発信フェスタ2024 スポーツ体験&中高学校説明会

爽やかな秋空の11月4日、名張市夏見のマツヤマSSKアリーナ(名張市総合体育館)とその周辺で「なばり元気発信フェスタ」が開かれ、隣のメイハンフィールド(名張市民陸上競技場)では「エンジョイ!スポーツ体験イベント」が行われ、企業の協賛による出店やキッチンカー、クレーン車の操縦体験などで界隈は終日大いに賑わった。
メイハンフィールドでは午前中、サッカー、ダンス、ミニテニス、子供卓球などを、地元のスポーツクラブが指導。参加した子どもたちは30分ごとに参加種目を変えたり、同じ種目でも指導クラブを変えたりして楽しんでいた。サッカーを見ていると、ボールの扱い方や動きが他の子供とまるで異なる少年がいた。名張小学校3年の早藤碧人(あおと)君(9)。「ドリブルで相手をかわしてシュートするのが最高に気持ちがよい」という。地元のフットサルチームに入っているが、週2回松阪市の山室山FCの練習に通っている。「山口蛍選手や、ドイツ・ブンデスリーガの町野修斗選手のようになりたい」と張り切っていた。
体育館では「私立中高・公立高校学校説明会」(昇英塾主催)が開かれた。三重13校、奈良11校、大阪11校、合計35校の個別ブースが設けられ、生徒らは父兄と共に熱心に相談を行っていた。中には模擬試験の結果表を持ち、どの高校の説明を聞くべきか昇英塾の担当者に相談している中学生もいた。伊賀市立崇高中学校3年の男子生徒は「奈良や大阪の学校の話を直接聞けて、学校の雰囲気や指導方針がよく分かったので良かった」と話していた。
ステージの上では「学研」による、水中で手回しで発電し電気分解してできる水素を利用して飛ぶ「水素エネルギーロケット」の組み立てに多くの親子が取り組んだ。隣接する勤労者福祉会館では、プログラミング教室や教育講演会も行われた。
体育館の外ではランポーレ三重の選手が、子供たちがバスケットのゴールにシュートするのをサポートしていた。身長2㍍のスレイマン・ゲイ選手に高々と抱えられ、ダンクシュートする小さな子供たちがいて歓声が上がっていた。