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オープンキャンパス開催 名張看護専門学校

名張市立看護専門学校(百合が丘西)で5月19日、オープンキャンパスが行われ、高校生ら19人と保護者7人が参加した。
今年は「愛と平和」をテーマに、「看護学校で学ぶとは」からガイダンスが始まった。専門分野、基礎分野、専門・基礎分野のカリキュラムの解説、充実した実習の病院や施設、iPadを使って教科書に直接書きこむことや、グーグル・クラスルームでペーパーレスの学習をすることなどが紹介された。看護士国家試験は過去10年合格率100㌫であることに続いて、入試要項についての説明などが行われ参加者は熱心に聞いていた。
引き続き校内実習となり、妊婦体験、高齢者体験、アロママッサージ、血圧測定体験、心肺蘇生法、採血体験が行われ、参加者らは初めての体験にチャレンジしていた。教えるのは現役の看護学校生で、参加者に丁寧に親しみを込めて指導していた。自分の手で注射器を使う採血体験では、マネキンの腕とは言いながら赤い液体がじわっと注射器の中に入る様子を緊張した面持ちで眺めていた。
県立名張高校3年の坂本愛渚さん、森本悠斗さん、辻本陽菜さんは「針を刺すときの角度が難しく、どれぐらいの力で突き刺せばよいのか、加減が分からなかった。でも注射器の中に赤いのが入ってきたときには、やったと思った」など緊張と集中の体験を話した。3人とも「今日はこれから全ての体験をしたい。看護師になりたいと何年も前から思っていて、憧れの看護師に近づいた気がする」とやる気いっぱいに目を輝かせて話してくれた。
膝も腰も胸もサポータで巻き、視野が狭くなる眼鏡をかけ、耳が聞こえないように耳栓をして、看護学校生に介護されながら、廊下を歩き階段を上り下りしたのは、高齢者体験キットを身に着けた同校3年の武田美桜さんと安田末夢さん。「膝が曲がらず、視野が狭いので階段が怖かった。年を取ると普段の何気ない行動も不安になるのだなぁと実感。お年寄りを大切にしてあげないといけないと心から思った」と話した。
当看護専門学校では、8月5日に第2回目のオープンキャンパスを行う予定。