カメラ女子写真展

名張市と伊賀市在住の女性６人による第11回写真展が、やなせ宿（中蔵ギャラリー・新町）で開催されている。フォトクラブ虹（代表・中森晴子）は、２００９年からカメラ女子７人で活動しているが、11回目を迎える今回は「女性の視線で捉えた情景」をテーマにした６人の18作品が展示されている。湖に浮かぶ釣り船と波紋、滝を勢いよく流れ落ちる水の動き、湖面に積もった薄氷の雪、菜の花畑を突き進む電車……、どの作品もその瞬間にしか見ることができないものばかり。
指導にあたっている松田賢治さんは「コロナ禍で、クラブとして揃って写真を撮りに行くことができなかった。しかし、それぞれが思い思いの場所で、自分の感性で写真を撮っていることが、かえって素晴らしい作品になっている。これからの活躍に期待したい」と話していた。
期間は7月末まで（月曜休館）で、午前９時から午後５時。31日の最終日は午後３時までで、入場は無料となっている。