ヒマワリ咲き誇る　みはたメイハンランド

名張市新田の近鉄大阪線に沿った「みはたメイハンランド」の「名張市めばえファーム」で約７７０００本のヒマワリが咲き誇っている。約５０００平方㍍のヒマワリ畑は７月いっぱいまで楽しめる。
育てたのは地元の美旗まちづくり協議会の人々。５月に高さ１・５㍍のサンマリノ７００００株、１・４㍍のジュニアスマイル８５０株、高さ約３㍍品種名不明７０００株（まだ見当たらない）の種を撒き育ててきた。梅雨空とは言え、本格的な暑さを迎えて一気に開花が進んだ。まちづくり協議会は「お１人１本持ち帰って頂いて結構です」と言っている。
行き交う近鉄電車とのコラボを狙ってカメラマンがシャッターチャンスを待っていたり、近隣の人々が語らいながら散策を楽しんでいる。鳥かごを持った高校生がお母さんと来ていた。聞けばセキセイインコ（どん兵衛）に散歩をさせているのだとか。鳥かごを持ち上げどん兵衛にヒマワリを見せている。「西原町に住んでいるが、この辺りは古墳群があったり、ひまわりやコスモス、菜の花の満開があったりで、歩くたびに発見があり、よく散歩に来るんです」と話した。
まちづくり協議会ではメイハンランドの自然を題材にした写真コンテストをしており、ひまわり畑も対象となっている。写真の締め切りは10月25日。入賞者には伊賀米コシヒカリ新米が贈られる。詳しくはまちづくり協議会のホームページで。
ヒマワリ鑑賞会と収穫祭
満開のヒマワリを鑑賞しながら、周辺農家などで栽培した野菜などを販売する「大収穫祭」が28日午前９時～午後１時まで開催される。キッチンカーの出店などもある。
主催は「市障害者アグリ雇用推進協議会」。お問い合わせ先は、同まちづくり協議会（０５９５・65・３００７）まで。