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全身びしょ濡れで楽しかった!名張市教育センターで水鉄砲作り
「夏だ!!水鉄砲を作ってあそぼう!!」が8月16日、名張市教育センター(百合が丘)で行われた。同センターの週末教育授業の一環で夏休み企画の1つ。参加したのは市内の小学2~6年生の17人と保護者が9人、幼い弟妹が数人。指導は同センター教育専門員の吉住昌三さん、学校教育支援員の4人の先生、それに3人のキッズサポーター。
子どもたちの前にトレーに入った直径約4㌢、長さ約30㌢の太い竹と、直径約1・5㌢、長さ約40㌢の細い竹、ハギレの布、輪ゴム、キリが置かれている。太い竹の片端には節が残っている。吉住先生が手順を説明する。①細い竹にハギレの布を巻き付け、輪ゴムで強く縛る。②巻きつけた布を太い竹に入れ、出し入れがスムースにできるか確認する。③太い竹の節の真ん中にキリで穴を空ける。この時は助け合うこと。④出来上がり! 全員作業に入る。布を輪ゴムで巻き付け、太い竹に入れてスムースに加減するのが難しいようだ。教育支援員の先生方のサポートで格好良く収まった。竹の節に穴を空ける作業は、助け合って竹を支え、慣れないキリの使い方も上手くできた。 吉住さんが「今日の目標」を説明。▼人の話を最後まで聞きましょう。▼嫌がっている人には水を掛けないようにしましょう。▼後片付けは皆でしましょう。この後グランド(テニスコート)に出ると、10数本のポールに、高さを変えて紙風船が張り付けてある。落とした紙風船は落とした人が持って帰っていいルール。一生懸命に紙風船に立ち向かった。これが、水鉄砲に水を入れることの練習になり、目標に向けて水を打つ練習になった。20分程で、紙風船打ちは終わった。さあ!かけ合いの始まりだ!のびのびわいわい、走り回り、水のかけ合いをする子供たち。全身びしょ濡れ、いつの間にか裸足になっている子もいる。吉住さんが「今回の目的の一つに、子どもたちが、のびのび遊びまわる姿を見たい思いがあった」という。思いは達成されたようだった。
男の子を追いかけながら水のかけあいをしていた比奈知小2年の西山侑那ちゃんは「楽しかったのは、風船を的に水をかけたこと」と言い、水のかけあいは?の問いに「水のかけあいは、普通のこと」と思わぬ答えが返ってきて拍子抜け。まさに天真爛漫に駆け回っていた名張小4年の北川哲紳君は「楽しかった」以外の言葉が出ない。お母さんが「こんなに楽しんで夢中で元気にいるのを見ると、自分も嬉しくなる」と心から喜んでいた。
最後はみんなで片づけをし、持って来たTシャツなどに着かえて、充実の週末授業は大満足で終わった。