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名張のものづくりを発信・SDGsがテーマ

「名張EXPO2023 NABARI PRIDE」の1日限定の催しが10月21日、商工会議所1階アスピアホール(南町)で行われた。商品販売やワークショップを通して、SDGsに着目した名張市内の企業の活動を市民にPRするもので、主催は世界的アートフラワーブランドのエミリオ・ロバ。名張市産業活性化推進協議会(通称NAUDATSU)が共催した。
高級なアートフラワーを制作し百貨店等に納入しているエミリオ・ロバ。検品落ちの商品(殆どわからない些細な傷有)を、廃棄しないでSDGsマーケットとして、市場価格の50~90㌫引きで販売。これをきっかけに、自社だけに留まらず参加企業や作品の魅力を通じ、名張のものづくりの素晴らしさを市内外へ発信し、地域振興に寄与することを目的とした今回のイベント。
エミリオ・ロバの声掛けで出展した企業は、手作り木製品のウメザワ、バイオマス素材75㌫使用クラフトテープの菊水テープ名張工場、自社の「結の森」で森林の生命循環を解説しながら端材でワークショップ(ひやわん作り)をしたコクヨ三重工場、革小物のワークショップをした丸富商会、ノーベル製菓三重工場、商品販売で賛急屋、名張育成会、そして隠ひやわん倶楽部が協力。また百五銀行が、SDGs企業のサポートやキャッシュレスによるSDGs貢献をPRした。
会場は手作りを楽しむ人や、普段ない価格の高級アートフラワーを買い求める人々で、終日にぎわった。桔梗が丘から来た50代の女性は、アレンジしたブーケを手に「こんなにきれいなお花は、普段の値段では高嶺の花で、とても手に入りません。きれいに飾って大事にします」と言って喜んでいた。