1. HOME
  2. 今週のトピックス
  3. 名張の殿様のことよく分ったヨ 親子で学ぼう「なばり学」

Topics

トピックス

名張の殿様のことよく分ったヨ 親子で学ぼう「なばり学」

名張の小中学生は全員、ふるさと学習「なばり学」を学ぶ。子どもたちは、ふるさとを知り、自然、伝統や文化を学ぶ。その授業を補完し、親にも学んでもらうため、名張市教育センター主催の「親子で学ぼう『なばり学』」が3月8日行われ、名張藤堂家邸とまちかど博物館「はなびし庵」を訪問した。
参加したのは名張市内の小学生9人と、その親6人。他に幼い弟や妹もいた。藤堂家邸(丸之内)に集合した参加者は、藤堂家邸管理者の福井太利(たかとし)さんから、藤堂髙吉の人生と藤堂家邸の変遷や名張の大火などの説明を聞き、昔の屋敷が大きかったことを知った。その後、谷戸実さん初め3人の名張市教育センターの先生から、鎧や、裃(かみしも)を着て刀を持ってポーズをしたり、藩札を刷って当時のお米の値段の勉強をしたり、庭で弓矢の練習をした。武士の兜や鎧は谷戸先生らの苦心の手作り。子ども達はその気になって大喜びしていた。藩札を思い切り体重を掛けて刷った錦生赤目小学校4年生の宮崎蒼汰(そらた)君は「藩札は1枚1200円~2000円と教えてもらったが、今でもこれでお米を買えればいいのに」と言ってお母さんを笑わせた。
子ども達はその後、歩いて寿永神社(ししゃかじんじゃ)、桔梗ヶ丘(藤堂家の紋が桔梗なので、神社の周辺は桔梗ヶ丘と呼ばれている)を通り、中町のまちかど博物館「はなびし庵」(すみだ酒店)に移動した。
はなびし庵では「劇団ふたり」の角田勝さん、久子さん夫妻による歴史的影絵「~神様になったお殿様~藤堂髙吉公物語」を鑑賞した。勝さんのチョーンと入る拍子木の音で、久子さんの操る影絵は始まり、藤堂髙吉の人生を物語っていった。影絵が終わるとみんなは大きな拍手をした。
小学生には、この影絵物語は難しかったのでは?と思って聞くと、宮崎君は「藤堂家邸で話しを聞いていたので、よく理解できた」と話した。指導した上谷典秀先生は「名張の親子もなかなか行くことのない藤堂家邸に行き、影絵で名張の歴史を身につけてもらったのは大変嬉しいこと。やって良かった」と、やり甲斐を感じていた。