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名張市観光の応援ポスターを制作
小学生と高校生がコラボ
名張市立名張小学校(布本肇校長)と三重県立名張高等学校(堀昌弘校長)が協力して「名張名所応援ポスター」を作成した。そのポスターが2月6日、名張高校で披露され、生徒たちが説明した。
取り上げた名所とポスターの枚数は「名張藤堂家邸跡」5枚「太鼓門(名張藤堂家邸)」2枚「やなせ宿(旧細川邸) 」5枚「ひやわい」1枚、モデルの高校生が選んだ「私の好きな名張の風景(青蓮寺湖)(宇流冨志禰神社)(大屋戸沈み橋)(やなせ宿)」4枚で合計17枚。モデルとして協力したのは小学生8人、高校生4人。名張小学校には「名張のええとこ見つけ隊」があり、名張高校には「地域を応援します、名張のまちを再発見」のグループがある。今回協力したのは夫々の有志。ポスターには施設の名前、解説が入っているが、さらに名張小学校俳句部13人がそれぞれのポスターに合う俳句を作り添えた。撮影は昨年10月24・25日に行われ、全て名張高校の堀校長が撮影した。堀校長は「日頃地元にはお世話になっているので、恩返しの企画を考えていたところ、昨年6月に名張小学校とコラボの話しがあり、10月の撮影に繋がった。今月の末には、A0とA3の完成ポスターを用意し、まず小・中学校、県立の学校、観光を扱う施設や行政に配りたい。次に、それを見て名張を応援しようと要望される方々に配布したい」と話していた。
名張小学校俳句部で今回モデルにもなった6年生の西岡花佳さんは「小学校の目の前でいつも見ている建物が改めて本格的で歴史的な建物なのに気が付いた。『先輩に慣れぬ敬語を秋夕方』の俳句は丁度夕方なのでこの言葉を思いついた。先生が笑わしてくれたので、撮影は楽しかった」と明るい表情で話していた。高校3年の中山拓海さん(18)は青蓮寺湖を背景にしたポスターを前に「赤くなった紅葉の山を、綺麗にボカして、校長先生がここまで格好良く自分を引き出してくれた。普通は体験出来ない貴重な思い出になった。先生には本当に感謝している」進路について聞くと「大学の経済経営学部に進学することが決まっている」と清々しい表情で話していた。
名張小学校の布本校長は「全校で、子供たちはこのような体験や、探検を通じて町の良いところを見つけてくれているので、それぞれに思いは重ねてくれていると思う。子供たちが作った観光パンフレットが2月末にはできる、できれば記者発表をしたい」と生徒たちの活動への手ごたえを語っていた。