Topics
トピックス
地域の活性祈り新年祝賀会 名張商議所
名張商工会議所は名張産業振興センターアスピア(南町)で1月7日、約150人が出席した新年祝賀会を開いた。
亀井喜久雄会頭は人口減少と商業サービス業の売り上げ減少の厳しい現実に触れ、「人口減少の影響は深刻。難しい課題だが、本業に留まらず強みを活かした副業を考える。フォルクスワーゲングループのポルシェはグループ売り上げの1割弱しかないが、利益の半分以上を挙げている。市場を縮小しても、ニーズを捉えると大きな利益を生む可能性がある。事業の継承や継続も難しい時代であるが、従業員の生活を守る為にも、M&A、合併、協業など選択肢を柔軟に考えてほしい。商工会議所は事業者と名張を盛り上げたい」と語った。
北川裕之名張市長は、人口減少については、人の奪い合いでなく、関係人口を増やす考え方を述べ、水族館改装や赤目小町の整備で赤目四十八滝の集客が伸びていることを報告し、「今後は名張全体に観光産業が広がっていく仕掛け作りに取り組んでいく」と述べた。