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姉弟で上位入賞狙う 全国ボルダリング大会出場

葛飾区東金町運動場スポーツクライミングセンター東京で、10月19~20日に行われる「第7回全国ボルダリング小学生競技大会」に姉弟で出場する名張市立蔵持小学校6年の濱松いちかさん(11)と4年生の祥太郎さん(9)が9月30日、名張市役所を訪れ、いちかさんは「上位入賞」を、祥太郎さんは「優勝を狙う」と北川裕之市長に意欲を語った。
いちかさん5歳、祥太郎さん3歳の時、2人は同じタイミングで練習を始めた。普段の練習も一緒で、津市のクライミングジムに2週間に1回通うほか、岩にとりつく練習は週に4回行っている。指の故障等で練習できなくなったら、その時は、走る、体幹トレーニング、柔軟体操で下半身を鍛える。ほぼ毎日休みない練習で、ジャンプやバランスも上手くなり、クライミングに必要な能力が身につくのだという。
昨年の第5回大会で2人は上位入賞を果たした。今年は小学校3~4年の部、5~6年の部には、それぞれ120人が参加するが、2人はそれぞれ数人のシード選手の1人に選ばれた。
試合の意気込みを聞かれると「いつも通り自分の力を発揮してミスをしないように」といちかさん。祥太郎さんは「パワーに頼りすぎないで、トラバースなど得意なところを伸ばしたい」と話していた。