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小学校へ14万円寄付 名張市美術作家協会
名張市美術作家協会(板野和郎会長)は11月30日、「第32回秋季展併チャリティー展」の収益金14万円を、小学校の図書購入費として名張市教育委員会に寄付した。
同展は、11月17日から20日までイオン名張店で開催。60歳代から80歳代までの会員12人による油絵、水彩画、パステル画など104点を展示した。会期中には320人ほどが来場、いずれ劣らぬ力作に見入っていた。展示した作品の中から20点を販売した。
この日は板野会長(72)と小林芳郎顧問(87)が教育委員会を訪れ、西山嘉一名張市教育長に寄付金を手渡した。板野会長は、「小学校への図書整備に役立ててほしい。これからも続けて行きたい」また、会発足当時のメンバーである小林顧問は「会の発足時から子どもたちにために何かできないかと考え、15~16年ぐらい寄付をさせていただいている。子どもたちからいただく沢山の感謝の手紙に励まされ、作品作りを続けて行こうという気持ちになる」と話した。西山教育長は「子どもたちは本を読むのを楽しみにしている。教育図書の充実に使わせていただきたい」と感謝の言葉を述べた。
市教委では、昨年度を上回る6校以上の小学校の図書購入費に充てたいとしている。