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桔梗が丘小50歳に・タイムカプセル開封も
9月6日、名張市立桔梗が丘小学校(名張市桔梗が丘3、児童数490人)の創立50周年記念式典が挙行された。コロナ禍のため、式は実行委員会や学校ボランティア等関係者のみで行われ、時間も短縮した。また、児童も会場と教室をオンラインで結び、画面を通しての参加となった。実行委員会の米山勇矢会長のあいさつに続いて立った廣岡茂斉校長は、全校児童に「50年前の小学1年生であった自分がこんな白髪の年寄になる」と自らの姿をユーモアを交えながら50年という月日の長さを伝え、「感謝の気持ちを持ち、社会を支える大人になってほしい」と話した。
また、創立30周年時に在校生382人が同校西門横に埋めたタイムカプセルを、20年後の9月6日午前10時に開封するという約束を果たすため、校長や実行委員長が8月下旬に掘り出し、記念式典後に開封した。タイムカプセルの保存状態はとても良く、子どもたちが書いた手紙や記念歌「桔梗が丘の四季」などがほぼ当時のままの状態で出てきた。
当時4年生であった後藤紳吾さん(29)は自分の名前が書いてある封筒を見ながら「恥ずかしい。昼に同級生が集まるので、その時に開封します」と懐かしそうに話した。 同校は、昭和57年4月に蔵持小学校内に設置。同年9月6日に現在地に移り開校した。本年3月時点の同校卒業生は4481人。