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桔梗グリークラブ 第15回記念演奏会
男声合唱団「桔梗グリークラブ」(奥田宏会長)の「第15回記念演奏会」が12月24日、adsホール(松崎町)で開催される。
同合唱団は2006年「男声コーラス」として発足した。桔梗グリークラブはテノールⅠ(3)、テノールⅡ(4)、バリトン(4)、バス(4)の合計15人で頑張っている。平均年齢75・5歳。2021年には創立15周年記念演奏会を計画していたが、コロナ禍のため断念し今年第15回記念演奏会の運びとなった。発足以来、指揮者・合唱指導者として声楽家の藤原保信さんに師事。今回は師を同じくする「おきつも女声合唱団」が客演し、両合唱団による混声合唱曲も披露する。
主な曲目は、男声合唱のための唱歌メドレー「ふるさとの四季」で、故郷、われは海の子、村祭、冬景色など懐かしい12曲の唱歌。シューベルトの冬の旅より2曲。男声合唱組曲「月光とピエロ」より2曲。おきつも女声合唱団がミュージカルや親しみやすいクラシック曲のステージ。続いて混声4部合唱曲「愛燦燦」、「大地讃頌」の2曲。男声合唱組曲「沙羅」全曲。最後に日本の名曲を歌うステージで「平城山」、「ふるさと」となっている。
指揮者の藤原さんは「記念の演奏会なので、今までに演奏した中で柱になった曲を選んだ。メインは『沙羅』。日本の芸術文化を音楽で表現している。日本の美しさを味わってほしい。国民みんなに知ってもらいたい名曲」と話す。奥田会長は「17年目を迎え藤原先生のお陰でここまでこれた。上野先生のピアノ伴奏の素晴らしさも、是非お聴きいただきたい。ひとり一人の仲間意識が自分に伝わる、幸せな時を迎えている」と語ったが94歳、特攻隊生き残りとはとても信じられない若さだ。