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消防団の信念や思いを分りやすく 名張高校生が指導員ロゴマーク作成
名張市消防本部は、消防団技術指導員ロゴマークの作成を、三重県立名張高等学校表現デザイン系列・映像専攻2年生13人に依頼。採用デザインが決まった3月16日、表彰状贈呈式が行われた。技術指導員は、若手団員の育成や地域住民への技術指導など、地域全体の防災力向上を目指す人々。各分団から選出された技術指導員のシンボルとして、ロゴマーク作成が依頼された。
採用ロゴマークをデザインしたのは、同映像専攻2年生の松岡大河さん(16)。大きな紺色のリングの中にオレンジの大きな桜が描かれ、下部中央に名張市のマークが置かれている。リングの外周に沿ってTECHNICAL INSTRUCTORの文字が描かれている。会場には採用ロゴマークだけで無く、他の12人の作品も展示された。いずれもデザイン画と共に真摯なコンセプトが表現された丁寧な作品であった。
名張市消防団の中山禎之団長は「13人の生徒さんに考えて頂いたが、どれもレベルが高く、コンセプトを読むと泣けてきました。生徒さんたちの温かい情熱を感じました」と礼を述べた。
名張高校の松﨑隆尚校長は「当校は地域をフィールドにし、地域から学び地域の皆さんに見て頂くことを、大切に考えています。今回、このような機会を与えて頂いたこと、表現の場を設けて頂いたことを感謝します。このロゴマークが当市の安全確保につながっていけば幸いです」と謝辞を述べた。
受賞した松岡大河さんは「ロゴを創るにあたっては、一目で消防に関係するものだと分かるものを制作することを目標にしました。消防団の人々の思いを聞き、信念を作品に落とし込みました。大きな部分を構成しているオレンジ色は情熱を、紺色には誠実さや信頼の意味があります。桜には郷土愛の精神があり、まさに消防団の人々の信念や思いを感じたので真ん中に入れました」と作品制作の思いを語った。作品制作には10月から年明けまで約3か月を要したという。このデザインを採用するに至った理由について中山団長は「ぱっと見て消防団と分るシンプルさ。それでいて深みがあって、意味があって、情熱があって完璧」と述べた。
名張市消防団技術指導員は9分団18人が活躍しており、ロゴマークは新年度から配布し、使用の予定。名張市消防団のロゴマークも、2年前名張高校表現デザインの生徒が考案したもの。