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涼しさを乗せて運行〜風鈴列車 伊賀鉄道

伊賀鉄道友の会と伊賀鉄道は、「伊賀焼風鈴列車」の運行を8月1日から開始した。期間は31日迄の1か月間。「忍」と手裏剣の絵が描かれた伊賀焼の風鈴には、地元で活躍する絵手紙サークル「いろは」(森田満枝代表)の皆さんが描いた短冊が括り付けられ、風を受けた風鈴は様々な音色を鳴らしている。風鈴列車の運行は今年で16年目となる。
風鈴が吊り下げられた列車は、マスコットキャラクター「ふくにん」が車体にラッピングされた2両編成の「伊賀の四季」号の車内。1両に15個ずつで合計30個、短冊の1面に絵手紙らしく夏の花の絵と、季節に合わせた芭蕉の句が描かれている。もう1面は芭蕉生誕380周年メッセージの「おかえりなさい芭蕉さん、ふるさと伊賀へ」が描かれている。短冊と一緒に、小さな「ふくにん」のキャラクターストラップも取り付けられ、吊り手付近には朝顔の造花が飾られ、一部の窓には、簾と団扇が取り付けられて涼しさを演出している。
同鉄道総務企画課の中村光宏さんは「暑い毎日が続きますが、風鈴列車で束の間の涼を感じて頂ければ」と乗車を誘っている。
運転時刻は日によって異なるので、お問い合わせは伊賀鉄道忍者市(上野市)駅(0595・21・3231)まで。