特産品「美旗メロン」販売開始‼

名張市小波田のＪＡいがふるさと南部カントリーエレベーターで7月15日から「美旗メロン」の販売が始まった。１９９５年に地元公民館サークルとして始まったメロンの栽培は、２００５年には地域の特産品として活動を本格化し、２０１３年には地域団体商標に登録された。以来、毎年この時期には「美旗メロン」の販売を行い、この日も朝から待ち兼ねた人の行列ができた。
美旗メロンにはフルーティーな甘みが特徴の青果肉と、芳醇な香りが特徴の赤果肉の２種類があり、値段は贈答用のＬサイズ２玉入りが４５００円、ばら売りのＳサイズ１４００円、Ｍサイズ１８００円、Ｌサイズ２１００円～５Ｌサイズ２９００円まで大きさ別７種類がある。メロンには食べごろの日が記入してあり、係員は「必ず常温で保管すること。食べる日に冷蔵庫に入れ、冷やして食べてください」と助言していた。今年は成熟期に暑い日が続いて心配していたが、例年通り香り豊かでみずみずしい甘さに仕上がったという。
赤目から来た40代男性は「２玉入りを２箱買いました。縁起が良いように感じて、毎年発売日の朝１番に買うことにしています。１箱は自家消費、もう１箱はお世話になった方に」と話し、名張市平尾から来た夫妻は「名張に引っ越してきて10年になるが美旗メロンを知らなかった。今日の販売日をＳＮＳで知ったので来てみたが、人が多くて驚いた。ＳＮＳで名張の事を知って、あちこち行くのが楽しみ」と話していた。
販売は８月10日頃までの予定。朝９時20分から販売し、当日販売分が無くなり次第終了。
お問い合わせ先は、ＪＡいがふるさと南部カントリーエレベーター（０５９５・65・１５６０）、又はＪＡいがふるさと南部営農経済センター（０５９５・65・７２００）まで。