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若さあふれる美術展開催
第18回KNIT展(伊賀地区高等学校美術展)が、リバーナホール(ショッピングセンターリバーナ=イオン名張店3階)で開催される。期間は7月20日~24日、時間は午前10時~午後6時、最終日は午後1時まで。
KNIT(ニット)は発足当時、K(桔梗丘高校)、N(名張高校)、I(伊賀地域の高校)、T(上野工業高校のtechnical)の頭文字をとって名付けられた。同時にknitが「編み込む」「結び合わせる」を意味することから、交流を深めるネーミングとなった。現在は学校の統廃合により、伊賀白鳳高校、名張高校、上野高校、名張青峰高校、桜丘高校の5校の美術部による展覧会となっているが、交流を深める意味で、ネーミングは変わらない。
上野高校で美術部の皆さんの作品を見ると、どれも本格的で力強い油絵なのに圧倒された。美術部顧問の冨田幸司先生(49)によると、「デッサン中心に指導していることもあり本校は油絵が多くなる。他校でも油絵が多いが、各校の個性により、ペン画や水彩、アニメーションなど表現は多岐にわたると思う」と多彩な出展の可能性について話し「今回の開催日は例年より一週間ほど早く、準備期間も短く、コロナの影響もあって生徒実行委員会もあまり開催できていないが、それは顧問や指導の先生たちが頑張るので、生徒たちには作品制作に精いっぱいの力で向かって欲しい。見に来てくれた人々の心に残る作品ができればと思う。昨年の第17回もリバーナホールで開催されたが、500人以上の来場があった。今年はそれ以上の来場者を迎えて、感銘を与えるものであって欲しい」と心意気を語った。
今回は、全部で62作品が出展されるという。お問い合わせ先は、上野高校(担当・富田先生)、電話0595・21・9629まで。