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豪州研修訪問を前に市長に意気込み語る
三重県立名張青峰高校は、毎年3月オーストラリアの姉妹校を訪問し短期研修を行っている。今年は3月7日~16日の10日間、7人の生徒が短期研修で訪問する。訪問を前に2月14日、北川裕之名張市長を5人が訪問し、意気込みを話した。
訪問したのは1年生・水谷颯希さん、2年生・北岡愛梨さん、樋口優莉さん、森本くるみさん、山下実柚さんと引率の岡本泰教諭、松原優莉教諭。
日程は、3月7日関空発。8日~14日ホームステイしながら、午前シャフストン・ゴールドコースト校で語学研修、午後アクティビティ。14日は姉妹校のリンディスファーン高校と交流。15日ゴールドコースト・市内観光し、ブリスベン市内のホテル宿泊。16日、語学学校~ブリスベン空港~関空到着の予定。
初めに森本さんが「オーストラリアに行って、日本とは異なる文化について学び、有意義な経験が出来るように頑張ります」と挨拶。北川市長が1人ずつプレゼンテーションについて問うと、水谷さんは「日本の文房具を持って行って色々試してもらう」、北岡さんは「日本のお正月について」、樋口さんは「折り紙をテーマにする」、森本さんは「日本の観光農業について」、山下さんは「日本のお菓子について」とそれぞれ思うところを話した。1人1人の語り口に、現地の人と直接話すのを楽しみにし、ホームステイ先での過ごし方や、文化の違い、オーストラリアを肌で感じたい等々、並々ならぬ意欲がにじみ出ていた。
北岡さんは、祖父が宇流冨志禰神社の中森孝栄宮司で自分も舞姫をするという。日本のお正月について扇子やお守りをツールに、現地の高校生と話すのが楽しみ」と話したが、お正月という日本文化を、現地の高校生に懸命に話す姿を思い浮かべると楽しくなる。
北川市長は「今はネットで何でも得ることができるが、現地で実際に感じるのは全然違う。特に若い感性豊かな頃の経験は大切」と励まし「日本を知らない、三重県を知らない、名張を知らない人でも『忍者』は知っている。忍者をツールに、水のきれいな自然豊かなまち・名張を宣伝してきて下さい」と笑顔で話していた。