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赤目渓谷 大日滝氷瀑
ダイナミックな自然のアート
名張市の赤目四十八滝の大日滝が氷瀑し、2月8日の日曜日は大勢のカメラマン等が訪れた。
大日滝は渓谷の入り口から約600㍍にあり、不動滝と千手滝の中間辺りから対岸に渡り、ロープを伝って急峻な斜面を登ると、突然現れる。通常は高さ約30㍍、幅約7㍍と言われているが、氷瀑すると底辺が10数㍍の台形に広がり、スケールの大きな姿を見せた。
寒波の襲来と共に5日頃から凍り始め、7日には立派な氷瀑の姿になった。1月の10~11日に続き今シーズン2度目。NPO法人赤目四十八滝渓谷保勝会広報担当の尾家孝和さん(27)は、「1月よりも今回の方が大きくて美しい。自然の造形の素晴らしさに感動します」と話している。
雪景色の布引滝・千手滝も
渓谷の遊歩道を辿り、千手滝と布引滝にも足を伸ばした。両滝とも凍ってはいないが、雪景色の中で千手滝はユーモラスな姿を見せ、布引滝は奥まった自然の中に孤高で、幽玄な風景となり見応えがあった。
渓谷の道は雪が残り凍っている箇所が多いので、滑り止めアイゼンが必要。持参していない人には貸し出している。お問い合わせ先は、赤目四十八滝渓谷保勝会(0595・41・1180)まで。