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高校総体水泳と日本選手権に出場 名張高校の永田さん

8月17日から佐賀県のSAGAサンライズパークで開催される「令和6年度全国高等学校総合体育大会水泳競技大会」の400㍍自由形と800㍍自由形、及び9月27日から千葉県館山市の北条海岸で開催される「第100回(2024年度)日本選手権水泳競技大会」の5㌔女子(年齢区分なし)に出場する、県立名張高校3年の永田鈴奈さん(17)が5日、名張市役所を訪れ北川裕之市長に健闘を誓った。
永田さんは2歳半頃からイトマンスイミングクラブで水泳を始めた。今年の7月に行われた東海高校総体で上位入賞し、400㍍(4分26秒)も800㍍(9分7秒)も高校総体出場標準記録を突破し、今回の出場となった。高校総体への出場は今年で3回目。昨年までの結果については「全国レベルに行くとカベが厚いのを感じた。今年は決勝に残って頑張りたい。400㍍は4分20秒を切り、800㍍も9分を切ると決勝に残れると思う。自分は前半が遅れるので、前半早い目に入り後半自分の強みを生かして粘りたい」と話した。
一方、日本選手権の5㌔については、今年の6月に尾鷲で行われた日本選手権トライアルで1時間8分18秒で2位に入り、今回の出場が決まった。昨年の日本選手権でも6位入賞しており「メダル(3位以内)を取りたい」と意欲を語った。5㌔については「昨年負けた人に今年は勝ったので、もう1度勝ってメダルを狙う」5㌔はレースの入りに競り合いがあり「水の格闘技」とも言われるが「格闘は大丈夫」と満願の笑みの永田さん。
将来は理学療法士になりたいという永田さんは、今大会で自分の持てる力を全て出し切り結果を出し「9月の日本選手権で水泳をやめるつもり」と言い切った。少々驚いた様子の北川市長だったが「ずーっと頑張ってやってきたこともある。そういうことも含めて、4分20秒を切って悔いのない大会にしよう。水の格闘技も頑張って」と笑顔で励ました。